平成21年度 学校評価結果
唐津市立本山小学校
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1.学校教育目標 |
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「確かな学力」「豊かな心」「健康な体」を身につけた児童の育成 |
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2.学校経営ビジョン |
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(1) 保護者や地域社会及び国際社会の期待や要請に応えるため、公教育の理念に基づき、全職員の創意を活かした教育活動を推進する。 (2) 個に応じた多様な指導法を工夫し、基礎的・基本的事項の習得と「自ら学ぼうとする力」の育成に努める。 (3)家庭との連携を深め、基本的生活習慣の定着を図る。 (4)地域に根ざした特色ある学校運営に努め、開かれた学校づくりを推進する。 (5)体験活動等を通して、豊かな心を育てる。 |
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3.本年度の重点目標 |
4.前年度の成果と課題 |
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(1) 心を豊かにする場や機会の充実 ○ 体験活動の充実 ○ 読書教育の推進 ○ 道徳的実践力の育成 (2) 確かな学びにつながる授業づくり ○ 学習意欲の高揚と学習習慣の確立 ○ 基礎・基本の定着を図る学習指導法の工夫 ○ 少人数のよさを活かしたきめ細かな指導法 の工夫 (3) 体づくりに取り組む場や機会の充実 ○ 基本的生活習慣づくりの推進 ○ 体づくりに取り組む意欲付け ○ 遊びの奨励 |
・学校運営では、学校目標の保護者の認知度が向上したり、また、危機管理に対する職員の意識が高くなり、校内事故等を回避することができた。 ・教育活動では、校内研究を国語科に取り組み3年目を迎え、「話す能力・聞く能力の向上」として、一定の成果を生むことができた。その一方、心の教育や人権・同和教育等「心の教育」に、より一層取り組むことが必要である。 ・特定課題では、低学年児童の挨拶や返事、宿題や読書の習慣が身についてきている。 以下の5項目について、改善・充実のために具体化を図っていく。 @ 学習内容の定着・学力の向上 教材開発による分かる授業の展開、学ぶ喜びの創造 A 基本的生活習慣の確立 家族や友だちを思いやる気持ちの醸成 B 道徳教育の充実 いのちの教育の実践、心のノートの積極的活用の工夫 C 積極的生徒指導の推進 きめ細かな児童理解に立った児童支援の実践 D 職員の研修の推進と資質の向上 授業力の向上、校内研修の推進 |
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5.総括表 ●:共通評価項目 ○:各学校が設定する評価項目 |
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領域 |
評価項目 |
評価の観点 (具体的評価目標) |
具体的目標 |
評価及びその理由 |
具体的方策 |
成果と課題 |
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学校運営 |
@● 学校経営方針 |
学校教育目標の周知 |
児童・保護者・教職員等へ説明し、理解を得る。 |
A |
地域の方への学校だよりの配布や民生委員さんとの連携の取り組み等により、学校への関心が高まっていると考える。 |
・児童集会、諸会議等で説明する。 ・学校だより、ホームページ等で広報する。 |
・学校教育目標の周知率は80%を超えている。 ・育友会総会や職員会、ホームページで全体構想を、学校だよりや各種会議で具体的取組や児童の変容について伝わるよう努めた。 ・職員の学校教育目標を学級経営に具現化する意識をさらに高めていく必要がある。 |
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A○ 開かれた学校づくり |
開かれた学校づくりの推進 |
学校参観日の来校者を、保護者80%、地域住民10名以上にする。 6年生を送る会(学習発表会)では、来校者を40名以上にする。 |
A |
数値の評価は概ね肯定的である。保護者や職員の評価も高く、具体的方策も十分にとられた。 |
保護者に学校だよりや学級だより等で呼びかける。 地域の方には、区長さんを通じてお知らせをする。 |
・「学校だより」や月行事予定の配布、携帯電話を使った「はなまる連絡帳」などを活用するなど幅広く案内することで、6年生を送る会等たくさんの保護者や地域住民の参観を得ることが出来た。 ・一方で保護者の授業参観や懇談会等への出席者が固定化されている傾向が見られるのでできる限り多くの保護者が出席できるよう対策が必要である。 |
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B〇 危機管理体制の整備 |
B‐1 危機管理体制の整備 B‐2 校内での事故防止の徹底 |
危機管理に対する各職員の役割を明確にし、意識の向上を図る。 校内での事故を0にする。 |
B |
保護者82l、教職員とも80lと評価できる内容であった。校舎内のブザー、ハンドマイク等の設置が不十分である。 |
危機管理マニュアルの問題点を明確にする。 危機管理研修を実施し、各職員の役割を明確にする。 安全点検等で、施設設備の安全を確かめる。校内での生活について、生徒指導部や学級担任を中心に、継続して指導をする。 |
・避難訓練や校内危機管理研修等で、職員は自分の役割を理解している。また、訓練研修等を通して、危機管理に対する職員の意識も向上してきている。 ・不在者の役割をどのように分担するか訓練が必要だ。さらに携帯電話を使った「はなまる連絡帳」などを活用し、不審者等の情報伝達を今後もさらに充実させる。 |
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教育活動 |
C● 学力向上 |
話す能力、聞く能力の向上 読み・書き・計算の力の向上 |
スピーチタイムで話す能力、聞く能力の向上を図る。 スキルアップタイムで基礎学力の向上を図る。 |
A |
おおむね目標は達成しているが、基本的生活習慣との関連が高く、家庭との連携がさらに必要であると考えている。保護者84l、児童90l、教職員85lであった。 |
児童一人ひとりの能力に応じたスピーチメモの事前指導に力を注ぐ。 週2回のスピーチタイムを有効に活用する。 国・算の授業開始10分間程度、スキルアップタイムを行う。 |
・スピーチタイム・スキルアップタイムをほとんどのクラスで実施でき、児童の基礎的・基本的内容の定着に努めることができた。市が実施している基礎学力テストの結果も向上した。 ・児童もそれぞれの活動に意欲を持って取り組め、「計算」「スピーチ」「漢字」等の力も向上したと実感している。アンケートの結果でも、「話す」「聞く」力が上達したと感じている児童が90%以上いる。 |
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D● 心の教育 |
道徳の時間の充実 |
道徳の授業時数(年間35時間)を確保する。 道徳の授業を保護者に公開する。 |
B |
全体的にやや厳しい評価であった。保護者73l、児童87l、教職員72lであった。 |
年間計画に則り、授業を実践し、月毎に授業時数の過不足を確認する。 年1回以上、学習参観等で全学級が道徳の授業を実施し、心のノートを活用する。 |
・授業は、ほとんどのクラスで計画に基づいて実施できた。また、学習参観では各クラス「生命」「友情・信頼」等のテーマを持ち工夫した授業の実践ができた。 ・「心のノート」の活用については、あまり積極的な活用ができていないクラスもあったが、様々な学習場面で学習材としての活用はできた。 |
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E● 健康・体つくり |
体育・保健学習(指導)の充実 |
体育学習や体育的行事に進んで参加し、楽しんで運動する。 保健学習(指導)の授業で各学年の目標時数(5・6年は8時間、3・4年は4時間、1・2年は事態に応じて)を確保する。 |
A |
学校保健計画に基づき、計画的に体育科の学習、保健行事が実施されており、保護者、児童、教職員とも概ね高い評価を得ている。 |
子どもたちが運動の楽しさを味わえるような体育の学習を行う。 年間計画に則り、保健学習・保健指導の時間を確保する。 朝食を食べる、早寝早起きをする等基本的な生活習慣の確立のために、家庭にも協力をお願いする。 |
・体育の学習や体育行事にほとんどの子ども達が進んで参加し、楽しんで運動をすることができた。 ・保健の学習では、計画的に授業が行われ、時数も確保された。 ・一方、子ども達の体力の低下がうかがえるので、体育の学習や仲よし遊びを通して運動の楽しさに十分に触れさせ、主体的に運動に関わる子どもを育てるようにしていきたい。 |
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F〇 人権・同和教育 |
人権・同和教育の充実 |
学期に1回以上発達段階に応じた人権・同和教育の授業を行う。 |
B |
児童及び保護者の人権に関する意識にやや課題があり、人権意識の向上を明確にし、取り組みを強化していく必要がある。 |
年間計画を作成する。 人権標語、ポスター、作文等を積極的に取り組む。 校内研修会を実施する。 授業等で、命の大切さについて考えさせる。 |
・授業については、校内研修を実施した上での実践ができなかった。 ・市の方で設定されている「部落問題学習」「学力保障」「仲間つくり」の3つの研究の視点をどう取り扱い、授業につなげていくか研修を深めていきたい。 |
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特定課題 |
G● 小学校低学年の学習環境の改善充実(少人数学級・TT指導) |
低学年の基本的な生活習慣・学習習慣の育成 |
始まりの時刻を守る、元気のよい挨拶や返事ができる、話をよく聞く、宿題をきちんとする、読書に親しむの5点を徹底させる。 |
B |
児童の自己評価では83l、教師の評価では82lとの評価で概ね達成できている。 |
ノーチャイムの学校なので、時計を見て行動することを指導する。また、次の学習の準備をして休み時間を過ごすよう指導する。話す人の方を見て話を聞き、挙手してから発言させるようにする。家庭学習や読書の習慣を身につけさせるため、毎日課無理のない題を出す。 |
・時計を読む学習に触れることで、始まりや終わりの時刻を意識して行動する児童が増えてきた。 ・スピーチタイム等の取り組みで、話を聞くマナーが身についてきた。 ・図書の貸出し数は結構多いが、完読しているかどうか疑問な点がある。今後さらに、児童の実態に即した本の選び方の指導を続けていきたい。 |
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H● 総合的な学習 (体験活動) |
厳木町の農業や産業の体験の充実と、環境問題についての意識を高める。 |
厳木町の農業や産業、環境問題についての理解を深め、郷土を見つめ直すきっかけとなるような計画を立て実践に繋げていく。 |
A |
保護者86l、児童93l、教職員91lと概ね高い評価を得ている。 |
厳木町の農業や産業、環境問題等について調べるとともに、実際に現地に行ったり取材や話を聞いたりして、体験する。 |
・学級園での野菜作りなどの体験活動は、どの学年もすすんで活動し収穫の喜びまで味わうことができた。しかし、今年度は、現地での体験活動があまりできなかった。 ・来年度は、子どもたちに身につけさせたいことを明確にし、現地での体験活動や取材活動などを多く取り入れるような計画を立てていく必要がある。 |
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I〇 特別支援教育 |
特別支援教育の体制づくりの推進 |
発達障害について教職員の理解を深める。 発達障害児の指導・支援の方法について研修を深める。 |
A |
支援を必要としている児童の課題や具体的な手だてについて個々の教員の手だて、周りの子に対する配慮、家庭との連携など進めることができた。教職員の自己評価も概ね高い評価を得ている。 |
校内研修に講師を招き、発達障害(特にアスペルガー)の理解と支援について研修する。 中学校への進学について専門機関との連携を取りながら、保護者の願いや本人の実態に沿った進学先を支援していく。 |
・特別に支援を必要とする子どもの教育的ニーズに応じて、特別支援学級と普通学級担任が内容と方法等を検討し、交流計画を立て実施し、過程との連携をとったりすることができた。 ・校内研修では、特別支援学級担当が発達障害(AD/HD.LD)について本校職員に向けて研修を行い、支援方法について理解を一層深めることが必要である。 |
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6.総合評価 |
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・年度当初より、機会ある毎に児童・保護者に育友会総会、学級育友会等で具体的に提示していったことで、保護者・児童の認知度が高くなった。 ・「学校だより」や月行事予定の配布などで幅広く案内することで、「6年生を送る会」等たくさんの保護者や地域住民の参加を得ることが出来た。 ・避難訓練や校内危機管理研修等で、職員は自分の役割を理解し意識も向上している。また、安全点検の徹底や遊具の改修等を行い大きな事故もなかった。 ・「学校は、児童に基礎的基本的な学力をつけている」ことは概ね肯定的な評価をいただいているが、その一方で全国学習状況調査では全国平均を下回っている項目も見られ、学力の定着向上を図るため「家庭学習の手引き」等を配りより一層家庭との連携を深めながら、指導を強めていくことが求められている。 ・学校生活全体において、児童はお互いの良さやがんばっているところを認め合って生活している。今後も児童相互が認め合う機会を多くするとともに、教職員も学年を越えて声かけをして、児童の良さを認める指導に努めたい。 |
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7.次年度への課題・改善策 |
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・子どもたちが、「学校が楽しい」と思えるのは、「友だちと話ができ、一緒に遊べる」「勉強がよく分かり、できるようになる」「行事を通して、自分たちの成長が共有できる」等、日々の教育活動の中で充実感を味わう時であると考えている。 ・今年度は、少人数学校を生かした一人一人に応じた適切な指導や支援を行ってきたが、アンケートからはまだまだ不十分だと反省している。今後はより子どもたちにとって分かりやすい授業を目指し、また同時に「家庭学習の手引き」等を通して、保護者の方と話し合いをより大切にしていきたいと考えている。 ・子どもたちの友だち関係についてもよりよい関係が築かれるように指導・支援していくことが大切であると考えている。しかし、「友だちを大切にしたい」「いじめはしてはいけない」と、子どもたちは分かっているが、日常の中では、友だちの嫌がることを言ったり、したりしてしまうこともある。思っていることと実際の行動が結びついていないことが見受けられるので、一つ一つ丁寧に行動に結びつく指導をしていくことが大切であると考えている。 ・登下校時の児童の安全確保については、学校としては最も重要視しているところである。現在、定期的な安全点検、全校での集団登校を実施しているが、今後とも児童の登下校における安全対策は、保護者・地域とも連携を 組んで取り組んでいきたい。 ・一人ひとりへのきめ細かな対応や異年齢の関わりを大切にした人間関係の育成など、少人数ならではのよさを生かすことによる子どもたちの学校生活の充実を図りたい。 |