「兵十のごんへの手紙」(平成10年度)


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ごんへ
ごん もう天国にいると思うけど、本当にごめん。うたなければ仲良くなれたのに。今度は一人じゃなくてよかったのに、おれのせいで死なせちゃってごめん。くりや松たけだっていっしょに食べれたのに、とてもおいしかったよ。 おまえがもってきてくれたくり大切にするよ、宝物にだってするのに、なぜうっちゃったんだ。おまえの生まれ変われば、ちゃんと仲良くする。

島村兵十より


ごんへ
ごん、すまなかったなあ。くりや松たけを持ってきたのがごんと分かっていたならうたなかったものを。何でお前だってことを言わなかったんだ? ごん、毎日毎日、くりや松たけをありがとう。ごんお前は、本当にいいやつだったなあ。できれば友達になりたかったなあ。おれがじゅうでうったりしなければ友達になれたかもしれないのになあ。本当にごめん。そして、ありがとう。

田上兵十より


ごんへ
ごん、すまなかった。火なわじゅうでうったりして。ごん、どうして教えてくれなかった。うなぎのことはもうゆるしてやるよ。松たけやくりありがとう。

高丸兵十より


ごんへ
ごん、うってごめんね。ごんが持ってきてくれていたのに、おれはいたずらをしに来たのかと思ったんだ。でも、どうしてもってきてくれたんだ?手紙を書けたら教えてくれよ。ごん、くりや松たけはおいしかったぞ。ありがとう。

清崎兵十より


ごめんおれのために。いつもいつもくりとかくれて、ごんは、おれに早く気づいてくれないかなあと思ったんだろうなあ。おれが、早く気づけば、仲のよい友達になってたかもしれないのに。火なわじゅうでうたなければ、ごんは天国にいかなかったのに。ごん、悪かったなあ。ゆるしてくれ。うなぎのことはいいんだ。 おまえが、したなんてしらなかった。次は、おれがごんのおはかをつくって、毎日お花をそなえてやるよ。これから、ごんとおれは友達だぞ。

光永兵十より



ごんへ
おれは、くりや松たけをくれたのがゴンだってしらなかった。じゅうをうったとき、うなぎをとったぬすっとぎつねめをつかまえたぞーと思ったけど、土間にくりがおいてあったとき、おれはなんてゆうことをしたんだと思った。ごんが土間にくりや松たけをおいてやってるのにきがつかずに、おれはなんてことをしたんだ。ごんごめんなさい。

奥村兵十より


ごんへ
 ごんごめん。くりをおいてくれてるとおもわなかったんだ。おれは、もううなぎのことはゆるすよ。いつもくりをおいてくれたんだろう。おれがごんをうったのはゆるさなくていい。おれがわるいんだ。 今まで気づかなくてごめん。気づいていればうたなかったかもしれない。ごんが死んでしまって言うのはおそいけどゆるしてくれ。

里山兵十より

ごんへ
ごん、うってすまなかったな。もしおまえが生きていたらいっしょに遊びたかったなあ。あとなかなおりがしたいなあ。おれがうったけど、ごん、おまえはおれのことをゆるしてくれるかい。ごん、毎日毎日くりや松たけをおれの家にもってきてくれたけど、大変だったかい。気づいてやれなくてごめん。

渡辺兵十より


ごんへ
 ごん、いつもくりや松たけをもってきてくれてどうもありがとう。おれが、ゴンからいろいろしてもらったことは、ぜったいわすれないな。でも。なんでおれに、こーんなにいろいろくれたりしたんだい?ほんとに、うれしかったよ。おかあがいなくなってからは、ずーっとおれは一人ぼっちだった。そんな時に、ゴンがいろいろしてくれたよな。おっかあのかわりみたいだったな。もしもそれがゴンとわかっていれば、おかあがそばにいてくれたみたいだったよ。いまおもうと、ゴンが、あ〜んないたずらしてから、いろいろしてくれたんだなあ。でもやっぱりおっかがしんだのは、すごくかなしいよ。おれが、ゴンがきてくれてたことをしっていたら、ほ〜んとにうれしいし、第二のおっかあだよなあ〜。ほんとのほんとにうれしいよ〜。うってごめんな。ちゃんとはかまいりにはくるからなあ。だっておまえは、動物の中ではじめてできたともだちだからなあ。

あすか兵十より