ごんぎつね指導計画(全12時間)

第1次(3時間)

目 標主な学習活動

11月
11日
(月)
・全文を読み新出漢字、難語句を理解させる。・判読を聞く
・音読をする
・漢字・難語句の学習をする
備考

11月
12日
(火)
・あらすじをつかませる。・挿し絵を見てあらすじをつかむ。
・物語を四コマ漫画にする。
・参考:「三年とうげ」の四コマまんが
備考
  • 適当に並べた挿し絵を、児童に説明させながら順番に並べさせる。そうすることで視覚的に筋をとらえることができる。
  • 四コマ漫画を書くことで起承転結が明確になる。

11月
13日
(水)
初めて読んだ感想を書かせる。・場面ごとにおもしろいと思ったこと、悲しかったこと、不思議に思ったこと、感心したことなどを書く。
・参考:「三年とうげ」の初めの感想
備考
  • 初発の感想は、お互いに送って児童の傾向などを見てみると児童の傾向などが分かりやすくなるのでは。少人数では感想が一つの場面に集中するとほかの場面の感想が分からないので、一人で6場面全ての感想を書かせた方がいいと思われる。

第2次(7時間)

目 標主な学習活動

11月15日(金)
独りぼっちのごんの境遇を読み取ることができる。
<1の場面:「ある秋のことでした」の前まで>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・ごんの様子が分かるところに線を引く。
・ごんになりきって自己紹介カードを書く(交流)。
備考
  • 自己紹介カードを作るという大きな目的を持たせ、そのために何をしなければいけないかを考えさせて、ごんの様子がよく分かるところに線を引かせる。ごんへのイメージを十分持たせた上で自己紹介のカードを作っていけば確かに読むことができるし似顔絵や「ごんの一言」を書かせることで、想像を膨らませて書くことができるのではないかと思われる。

11月18日(月)
いたずらをして得意になっているごんの気持ちを読み取ることができる。
<1の場面:「ある秋のことでした」〜>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・雨上がりの様子、川の様子がよく分かるところに線を引く。
・歩いているごんの気持ちを想像して吹き出しに書く。
・いたずらをして穴に帰ったごんの気持ちを想像して日記に書く(交流)。
備考
  • 雨が降り続いて退屈だったこと、雨上がりの様子、川の様子、兵十を見つけたとき、ウナギを逃がそうとしたときのことなど1日の出来事が分かりやすく「ごんの日記」の中に入るように、吹き出しなどを取り扱い学習を展開させる。

11月22日(金)
後悔するごんの気持ちを読み取らせる。
<2の場面>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・葬式の行列を見ているごんの気持ちを想像する。
・穴に帰ってからのごんの気持ちを想像して日記に書く(交流)。
備考
  • 前時に交換した「ごんの日記」を紹介し自分の日記と比べて書き方や内容について考えさせるとともに意欲付けをはかる。
  • 日記はなるべく過去(2の場面だけでなく、1の場面からも)にさかのぼって分かりやすく書けるように持っていく。
  • 村に葬式があることに気付いた訳やいたずらしたことを後悔するに至った過程を整理して書く。

11月27日(水)
償いをするごんの気持ちを読み取らせる。
<3の場面>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・償いの様子が分かる文に線を引く。
・くりを置くごんを動作化する。
・穴に帰ったごんの気持ちを想像して日記に書く(交流)。
備考
  • 導入の部分で、交換した日記を紹介し、自分の書いた日記と比較する。
  • 償いの仕方が最初は「イワシを投げ込む」だったのが次には「くりを拾って置いてくる」になり、それから「くりばかりでなく、松たけも二、三本、」と変わっていることに気付かせる。
  • 動作化は、くりを置く仕草をさせる。児童は、ゆっくり丁寧に置くであろうからその根拠をたずねることで、ごんの気持ちを明らかにさせ、文章に返していきたい。

11月29日(金)
兵十と加助の話を最後まで聞きたがっているごんの気持ちを読み取らせる。
<4の場面>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・情景を想像する。
・兵十と加助の会話を音読する。
・井戸のそばにしゃがんでいるごんの気持ちを想像し吹き出しに書く(交流)。
備考
  • 導入の部分で、交換した日記を紹介し、自分の書いた日記と比較する。
  • 兵十と加助の二人の会話を役割音読することで、兵十がくりや松茸のことを不思議に思っているが誰が持ってきているのか不思議に思っていることをはっきりさせる。
    井戸のそばにしゃがんで二人が出てくるのを待っているごんの期待にあふれる気持ち(続きはなんと言うだろう、早くお念仏が終わらないか、後をばれないようについて行こう、おれのこと話してくれるかな)があらわれるような吹き出しがよい。

12月3日(火)
二人の話を聞きながら、がっかりしていくごんの気持ちを読み取らせる。
<5の場面>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・二人の会話を聞いたごんの気持ちを想像する。
・穴に帰ったごんの気持ちを想像して日記に書く(交流)。
備考
  • 「兵十のかげぼうしをふみふみ行きました」で、どうして兵十の影を踏むのか、「踏みながら」と「ふみふみ」の違いを考えさせたり、「おれは引き合わないなあ」で何と何が引き合わないのかを考えさせることで期待が落胆へと変わるところをとらえさせたい。
  • 日記はなるべく過去にさかのぼって整理して書く。今までの学習で書いた日記や交流で送られてきた日記の内容なども参考にしながら書く事で考えを広げたり深めたりさせたい。

12月6日(金)
ごんと兵十の心の通じ合いを読み取らせる。
<6の場面>

ワークシートへ
児童の考えを見る
・兵十の気持ちの変化を読み取る。
・撃たれたごんの気持ちになって今の気持ちを日記の形で書く(交流)。
備考
  • 日記を読みごんの落胆している気持ちを押さえるとともに、何故今日もくりを持っていくのかを考えさせる。
  • 兵十のしたことを抜き書きさせ、そのときどきの気持ちを書かせる。「こないだ、うなぎをぬすみやがったあのごんぎつねめが」から、兵十はごんを最後に見たのが、うなぎをいたずらされたときであったことを思い起こさせる。
  • 撃たれたごんの気持ちを日記の形で書かせる。兵十への思いなどが書ければよい。

第3次(1時間)

目 標主な学習活動

12月
9日
(月)
第2次で書いたごんの日記を1冊にまとめ「ごんの日記集」にする。・必要なところに絵をいれる。
・順番に並べ製本する。
備考
  • 日記の形態でまとめることでごんの気持ちの変化を明らかにできる。
  • インターネットで交流することで日記の書き方や思考の仕方に変化があったか見ることができる。

第4次(1時間)

目 標主な学習活動

12月
10日
(火)
・新美南吉の他の作品を読ませる。・「おぢいさんのランプ」などを読み、感想をもつ。
備考



もどるワークシートごんぎつね