平成23年度 高島小学力向上アクションプラン
唐津市立高島小学校
1.現状
高島小学校は,今年度,新1年生3名が3年ぶりに入学し,児童数は11名なりましたが,極少人数の小規模校です。4月に行われた県学習状況調査,及び唐津地区基礎学力テストの結果は次のようになっています。
(1)平成23年度佐賀県学習状況調査の状況
・小6年の理科を除けば,県平均を下回っているが,昨年度に比較するとかなりの伸びが見られる。極小規模学級なので,一人の得点が学年の平均を大きく左右している。
・理科において,5年生では県平均をやや下回るものの,6年生においては,県平均を上回った。
これは,個々の具体的な体験や操作,実験等が十分に行われた結果だと見ることができ,今後の学習指導の方向性を示唆するものである。
・国語科においては,「読む能力」「書く能力」において落ち込みを見せている。算数科においては,「数学的な考え方」において落ち込みを見せている。
(2)他の評価状況
唐津地区基礎テスト
【4月実施】5年生の国語(1名)を除き,全員が合格した。昨年度3回実施の中で,4月実施の結果が一番良い結果を得ている。
〈平均点〉
4年国語・・91.3 5年国語・・88.7 6年国語・・95.5
4年算数・・95.0 5年算数・・93.3 6年算数・・92.0
【9月実施】1年生も参加しての実施である。4月よりも全体的に平均点が向上している。5年生の算数(1名)を除き,全員が合格した。サマースクール等の成果が出ている。
〈平均点〉
1年国語・・100 4年国語・・98.7 5年国語・・92.3 6年国語・・100
1年算数・・100 4年算数・・98.3 5年算数・・86.7 6年算数・・100
これら状況を改善するために,本校では次のようなことに取り組み実践します。
2.方策
(1)授業前のチャレンジタイムで漢字・計算・短文づくりの時間を設定します。
@ <漢字>
・毎週水曜日の朝の時間8:30〜8:40設定しその学年や以前習った漢字の練習をします。
A <計算>
・毎週月曜日に計算タイムを設定し、各学年での学習内容の練習問題を行います。
・結果記録をつけた計算プリントファイルを全員に持たせ、記入させ、伸びを実感させます。
B <短文づくり>
・毎週火曜日,短文作りを設定し,各学年の国語の教材文の新出語やキーワードを使って短文を作
らせます。言語に対する興味を高め,語彙数を増やします。
・各学年のめあて表を作成し,良い作品を掲示し賞賛します。
(2)魅力ある学校づくり推進事業に取り組みます。
@ プリント配信システムを生かして学力向上をめざします。
・チャレンジタイム,家庭における宿題や自主学習に取り入れます。
A 家庭学習の充実と家庭や地域との連携を強化します。
・全体保護者会を年2回実施し,家庭教育,基本的生活習慣の重要性を啓発します。
・地域にパンフレットを配布し,学校への関心・理解・協力を呼びかけます。
B 夏季休業を利用し,サマースクールを実施し,基礎基本の定着(基礎学力テスト)を目指すとともに,他校生との交流を図ります。
(3)職員研修を深め,指導法の向上を目指します。
@ 各種学力調査をもとに高島小の実状を正しく認識し,共通理解を図って指導に生かしていきます。
特に「表現力」や「論理的な思考」を重視した指導を進めます。そのために,言語活動を重視し,相手に言葉で伝える力を育てます。また,児童にじっくりと考えさせる時間を確保したり,より具体的な操作活動等を多く取り入れたりした指導を進めます。
B 全教師が研究授業を行い,指導法の技術向上を目指していきます。
C 子どもの指導について毎月定期的に研修会を開き、指導方法について共通理解を図ります。(3)
(4)全校スピーチ会を行い,表現力・コミュニケーション能力を高めます。
児童の表現力を向上させれば学力の向上につながると考え、月1回、全校スピーチ会を設定します。「話す・聞く」の各自の目標を設定し、全児童が年間1回以上全員の前でスピーチする場を設けてコミュニケーション能力の向上を目指します。
(5)保護者と連携し,家庭学習の充実に努めます。
@ 保護者との連絡をより密にし,家庭学習の充実をめざしていきます。当面の目標として「家庭学習習慣の定着」を進めます。
A 学習プリント配信システムを活用し,個にあった指導方法を工夫します。
B 学校便りや学級便りで規則的な生活習慣を奨励して学校での学習活動がスムーズにいくようにし
ていきます。
C PTAと連携し,学校行事・授業参観等の出席率を100%にします。
(6)体験活動を取り入れ,豊かな心の育成を目指します。
地域の特性を活かした体験活動をさせ,様々な場面で自分の力を十分発揮できるような強い心を育てていきます。
@ PTAや地域の団体と一緒に花苗植えや稚魚の放流、定置網の体験などを行い、いろいろな人たちと交流する経験を積ませます。
A 総合的な学習の時間・生活科を校内研究の柱とし,横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,学び方やものの考え方を身につけます。
(7)保小中の連携を深め,共通した指導体制作りに努めます。
@ 保育園行事への小学生の参加や学校行事への保育園児の参加を行い交流を進めます。
A 東唐津小・成和小・外町小との交流学習を実施し,人数の多い集団の中での学習体験を積み,自
信を持たせます。
B 唐津第五中学校を中心とする五校連絡協議会を実施し,授業参観を通して,児童生徒の生活や学
習のきまりについて協議し,共通した指導をもとに,学力向上や生徒指導を行います。
○年間を通したあいさつの指導(本校・・おはよう,さよなら握手)
○学習規律・・グループ活動において,「教えあい」「学び合い」の関係を構築する。