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子どもが行きたくなる、保護者が通わせたくなる、教師が働きたくなる楽好

2011 神野小学校教育プラン
佐賀市立神野小学校校長 副島 智子
 学校教育は、確かな学力を保障すること、豊かな人間性を育むこと、社会性を身につけさせることが目的であり、「不易の課題」である。しかし、それと同時に、激変する社会や不透明な未来社会に対応できる能力をもつ子どもを育成する「流行の課題」も抱えている。
 私たち教職員は、「不易の課題」と「流行の課題」の両方を認識し、神野小学校は神野小学校の子どものためにあるという基本理念のもと、学力を確実に定着させるとともに、生きる力を身につけ、逞しき生き抜く子どもを育てなければならない。
 そのためには、私たち教職員が絶えず研究と修養に努め、それぞれの『教師力』を高め、それを組織化した『学校力』を最大限に発揮することが必要である。そのような学校でこそ、子どもたちの『人間力』を豊かに育てることができると考える。
 そこで、以下の3像(学校・子ども・教職員)を目指すことによって、学校教育目標の実現に迫りたい。

☆学校像 ☆子ども像 ☆教職員像
「分かる・かかわる・活動」する学校 「逞しく生き抜く力」を備えた子ども 「高きに和して協働」する教職員
・楽しく充実感に満ちた学校(生活)
・創意ある生き生きとした学校(学び)
・地域とともに歩む地域立の学校(特色)
     【健】
     【心】
5つの光【知】を求め、調和のとれた子ども
     【行】
     【和】
・教育愛に満ち実践力のある教師
・研修に励み専門性を求め続ける教師
・児童、保護者、地域の信頼と期待に応える教師
【心・行・和】心の教育を推進し、郷土を誇りに思う心情と高い規範意識・倫理観に支えられた実践力のある豊かな人間性を育む。
【知】個に応じた指導方法の工夫改善に努め、確かな基礎学力の定着を目指す。
【健】食育や健康教育を推進し、生涯にわたって強靱な身体と強い意志で「やり抜く力」の素地を培う。
(2)学校の課題
    課題1:子どもに視点をおいた学級・学年経営
         ・ 個の特性に応じたきめ細かい生活指導及び学習指導
         ・ サポート体制づくり
    課題2:学力向上
         ・ 基礎基本の定着
         ・ 心の教育の充実
    課題3:郷土愛と市民性を育む心の育ち
         ・ 異学年集団による実践交流の充実
         ・ 地域の教育力との融合
    課題4:小中連携教育体制の充実
(3)学校教育の重点目標
@ 魅力ある学級経営、協働体制の学年経営の推進を図る。
  ・ 一人一人が大切にされる学級づくりに努める。
  ・ 発達段階に応じた学習の規律化を図る。
  ・ 学年主任を核とした学年体制づくりを図る。
A 小中のスムーズな連携に向け、小学校期の学び方、学びの進め方、家庭学習の在り方についての研究を深め、児童の学びの習慣化と他教科への指導力の転移を目指し、児童の学力向上と教職員の資質向上を図る。
  ・ 「聞く」「話す」「表現する」「活用する」活動を、全ての教育活動に取り入れ、系統性の上にたった実践の充実を図る。
  ・ 算数科を通した問題解決学習の指導方法の実践に基づいた研究を行い、児童の学び方や教員の指導方法の充実を図る。
  ・ 宿題、自主学習については、学校からの課題とし、家庭と連携を図り、児童の学習の習慣化と基礎学力の定着を図る。
B 小中連携の取り組みを継続し、「家庭の学び」と「円滑な移行」を目指す。
  ・ 学び3部会(個・集団・家庭)の実践の充実を図る。
  ・ 新教育課程による義務教育9カ年の学習内容の系統性を見直し、その指導方法の連続性を図る。
  ・ 義務教育中期(小5、6年)のシステム創り。(教科担任を意識した複数担任制)
C 教育活動全体に、地域の人材や環境を生かした体験活動を取り入れ、郷土に根差した心豊かな児童を育てる。
  ・ 市民性を育む教育実践の充実を図る。
  ・ 新教育課程を視野に入れ、各学年、各教科等の年間指導計画の改善を図る。
  ・ 地域人材の活用とその機会拡大を図る。
D 児童の情報の共有化と組織的な支援体制の充実を図り、不登校や発達障害、問題行動等、個別に支援を要する児童の指導を計画的、意図的に行う。
  ・ 確かな児童理解による内面指導と信頼関係の確立に努める。
  ・ GR(グループローラー)会議による該当児童一人一人の実態を把握し、適切な指導に努める。
(4)神野小「あいうえお」の誓い(マニフェスト)
@

いさつ・返事ができるようにします。

じめのない学校にします。いのちを大切にし、交通事故ゼロを目指します。

つくしい学校になるよう、掃除を無言でがんばります。はきものをそろえます。

がおになるよう、人の話をよく聴き、自分の考えを友だちにきちんと

話せるようにします。

もいやりのある豊かな心が育つよう、一人当たり平均130冊以上、

本を読むようにします。

 

(5)教職員の資質向上と服務について
@人材育成の具体策
 ・学校教育目標と学年経営、学級経営案と評価育成システムの連動、関連を図るように指導し、実践させる。
 ・計画的な面談で、教職員一人一人に課題や将来像の設計等を助言し、目標と使命感を持って職務を遂行させる。
 ・校内研究の充実により専門性の向上を図る。
 ・学年運営組織、分掌組織での協働を通して、職能の向上を図る。
 ・学年主任の力量を高めることで、学年内の指導力とリーダーシップを発揮させる。 
A職員の資質向上対策
 ・各人が授業実践を通し、課題を持って校内研究に参画させる。
 ・小中連携教育での役割を自覚し、確実な実践に取り組ませる。
 ・地域社会との積極的なかかわりをもった教育活動を行わせる。
 ・年間3期を意識したマネジメントを行い、学級経営、教科経営等について進捗状況を自覚させ、目標実現への方向性を明確にさせる。
B危機管理の徹底
 ・児童に発生するリスク、教職員に発生するリスク、地域・家庭・学校施設に発生するリスク等、予想される学校の危機について研修を積み、危機に対する予見・予知・回避・対処の能力を高め、不測の場合には迅速、且つ適切な対応ができるようにする。また、地域との連携による『みまもるくん』活動の継続、充実により、児童の学校生活及び登下校時の安全を確保する。
C服務規律の保持
 ・飲酒運転や速度違反、交通加害事故及びセクハラ、体罰等、教育公務員としての信用失墜行為がないよう、高いモラルを身につけるために継続的に指導を繰り返す。
 ・事例研修、モラル研修の実施
D計画的な職務の遂行
 ・時間を大切にし、勤務時間内の職務遂行に努め、会議等の効率化を図る。時間外勤務を極力なくすように努める。
E学年組織の強化と分掌組織による協働体制の確立
 ・報告・相談・連絡を迅速且つ密に行い情報の共有化と共通実践に努める。
 ・組織の一員としての自覚と責任を持った指導や対応に努める。
 ・学校経営の核としての学年主任会を定例化し質の高い学校力を発揮する。
 神野小学校教職員の7つの誓い    
@教育専門家であるための努力をする
A組織の一員であるという自覚を持つ
Bどんな時にも歩調を合わせる
C丁寧に指導や支援をする
D三意の精神(熱意・誠意・創意)をもって対応する
Eホウレン草(報告・連絡・相談)を徹底する
F地域(神野校区民)に感謝する


五つの光を求めて進む神野小学校

《基本方針》 《 重 点 目 標 》 《子どものめあて》 《教師の願い》
◎健の光を求めて
(健康)
○健康な身体と強い意志力をもってねばり強くやりぬく児童の育成
・ 全力をつくして自己をきたえる
・ 困難に耐えて物事をやり通す
たくましく 明るく最後まで
やりぬく子ども
◎心の光を求めて
(情操)
○みずみずしい感性と思いやりのある児童の育成
・ 偉大なもの、美しいものなどにふれ、豊かな心をもつ
・ 仲間や自然を愛する心情をもつ
美しく おもいやりのある
やさしい子ども
◎知の光を求めて
(知恵)
○自主的・積極的に学習に取り組み、考える児童の育成
・ 進んで問題を見出し、解決に立ち向かう
・ 学習や作業などを自ら考え、創造する
かしこく すすんで取り組み
よく考える子ども
◎行の光を求めて
(実践力)
○明るくのびのびと行動する児童の育成
・ 集団の目的や規則を尊重し実行する
・ 勤労を大切にする
あかるく きまりを守り元気にあいさつする子ども
◎和の光を求めて
(社会性)
○仲間とともに力を合わせる児童の育成
・ 相手の立場や気持ちを尊重し協力し合って活動する
・ 礼儀正しく節度のある行動をする
なかよく 誰とも仲良くし
友達を
大切にする子ども